クリーンルーム属性

発塵量の少ないモーターローラーは、
クリーンルームでの運用にも最適

クリーンルーム用搬送システムへの適性

●測定結果

モーターローラー(品番:57S20-400-3-220-SP)

7-1. モーターローラー(品番:50S15-400-3-220-SP)

●考察

  • 測定結果が0であることは発塵が0ではなく、今回の測定では測定できなかったレベル(測定限界以下)であることを示す。
  • 下表に無塵着を着た人からの発塵量を示す。人からの発塵量に対して、モーターローラーからの発塵量は非常に少ない為、人でワークの移動を行うより、モーターローラーによるワークの移動の方が汚染(発塵)という観点から見ると優れている。

  • モーターローラーから発塵する可能性として考えられる箇所は、大きく分けて2ヶ所。
    (1)ローラー回転部の摩耗による発塵
    (2)モーターからの発塵(モーターを囲う筐体〔ローラー本体〕)
    測定結果から0.3μmが0.1~0.2個(総発塵量:8.7~17.4個/分)と非常に良い結果が得られた。
  • ローラーが回転することにより、ローラー内の温度が上昇して、空気膨張によるダスト発生が考えられたが、結果的にその要因もない。参考までにローラー部表面温度を下図に示す。(下記温度は連続運転:10分間行った後に測定した)

●結果

モーターローラーからの発塵量が非常に少なく、クリーンルーム用搬送システムに適している。
  • ストレートローラー
  • テーパーローラー
  • DCローラー
  • オプション
  • フリーローラーオプション
  • 端子台・ブラケット
  • シャフト
  • クリーンルーム属性
  • モーターローラーブレーキシステム
  • 選定マニュアル
  • 設計上のご注意
  • 配線および取り付け方法
  • 取扱い上の注意事項及び安全に関するご注意